今日は家で作る唐揚げの衣が、どうしてもドロドロになっちゃう・・・というお悩みにお答えします。
家で作る唐揚げって市販のものとは違って、やっぱり特別なおいしさがありますよね。
でも家で揚げると、なぜか衣がドロドロになっちゃうこと、ありませんか?
その原因は実はこんなところにあります。
- 揚げ油の温度が低すぎる
- 鶏肉の調味料が水分多め
- 衣をつけたらすぐ揚げちゃう
- 揚げているときに衣を触りすぎる
この記事では、そんな悩みを解決するコツを紹介しています。
カリカリで美味しい唐揚げを作るためのポイントも一緒にお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
美味しい唐揚げで、家族や友達を喜ばせちゃいましょう!
なぜ?唐揚げの衣がドロドロになってしまうのは
その答えは先ほどもお話ししましたが、
- 揚げ油の温度が下がってしまう
- 鶏肉の調味液の水分が多めに残っている
- 衣をつけてすぐに揚げてしまう
- 揚げている間に衣を触りすぎる
というような原因が考えられます。
唐揚げの衣って、実は大切な役割があるんですよ。
揚げ物は高温の油で水分を飛ばすんですが、衣があると、中のジューシーさを保ちつつ、外はカリカリになるんです。
さらに、揚げた後の保温性もアップします。
サクサクの衣ができるのは、片栗粉と水で作った衣を高温で揚げるから。
でも、水分が多すぎると、唐揚げに水分が残りすぎたり、水分が飛んだあとに油が多く入ってしまって、衣がベタついちゃうんです。
だから、これらを防ぐために1~4をしないようにしましょう。これで、ベタつきのない、理想のカリカリ唐揚げが作れるようになりますよ。美味しい唐揚げで、おうちごはんをもっと楽しみましょう!
では、さらに詳1~4をさらに詳しく説明していきます。
ドロドロ衣の原因① 油の温度が下がりすぎ
まず、衣がドロドロになる一番の原因は、油の温度が低いことなんです。
揚げ物には、ちょうどいい油の温度がとっても大事。
揚げ初めの温度が低すぎると、衣の水分がうまく飛ばなくて、理想のカリカリ唐揚げにならないんですよ。
更に、一度にたくさんの食材を入れすぎる事も、油の温度がガクッと下げてしまいます。
ドロドロ衣の原因② 衣をつける時に調味液が残りすぎ
次に、衣がドロドロになる理由として、衣をつける前の調味料が多すぎていることがあります。
衣をつける前に調味液はちゃんと切りましょう。
調味液に漬けておくのはいいけど、水分をちゃんと切らないで片栗粉を加えると、衣が重くなっちゃうんです。
そうすると、揚げている間に衣がはがれやすくなって、肉の美味しさも逃げてしまう…。
さらに、水分が衣に残ると、結局ベタベタの唐揚げになっちゃいます。
ドロドロ衣の原因③ 衣をつけてすぐに揚げてしまう
さらに、衣をつけたらすぐに揚げちゃうのも、実は良くないんです。
すぐに揚げるとカリッとすると思うかもしれませんが、実際は肉と衣がしっかり馴染む前に揚げることで、衣がはがれやすくなるんです。
ドロドロ衣の原因④ 揚げている時に衣を触りすぎ
最後に、揚げている時に食材を触りすぎるのもダメです。
油の中でくっつかないように気をつけるのはいいけど、衣が固まる前に触ると、衣が崩れちゃって、カリカリ感がなくなってしまうんです。
唐揚げをべちゃべちゃにしないため!上手に揚げる方法
ここまではベタベタの原因を紹介してきましたが、ここからは上手に揚げる方法をを紹介していきます。
対処法① 油の温度管理はしっかりと!
さて、先ほどからお伝えしている通り揚げ物を作るとき、何より大事なのが油の温度。
温度計を使うのは確実ですが、もっと身近なのは菜箸を使った温度チェック法です。
菜箸を油に入れたときにできる泡の様子で温度を見るんです。
- 細かい泡がゆっくり上がれば150~160度
- スーッと上がれば170度
- 沢山の泡が勢いよく上がれば180~190度
唐揚げを作るときは、180度くらいまで温度を上げてから揚げるのがベストです。
そして、食材をたくさん一度に入れると油の温度が下がっちゃうので、少しずつ揚げるのがコツ。
そうすることで、衣の中の水分がしっかり蒸発して、カリッとした食感が生まれるんですよ。
これらのテクニックで、パリッと美味しい唐揚げを作ってみてくださいね!
対処法② 調味液はしっかりと切りましょう
調味液をしっかりと取ることが大切です。
調味液が多いと衣が重くなって、揚げる時にはがれやすくなっちゃうんです。
漬けた後は、余分な調味液を捨てたり、キッチンペーパーで吸い取るといいですよ。
15分くらい漬けておけば、ちゃんと味がつくので、調味液は残さなくても大丈夫です。
対処法③ 衣をつけてから揚げるまで5分待つ
衣をつけてから揚げるまで少し時間を置くこともポイントです。
衣をつけた直後に揚げちゃうと、衣が肉にしっかりくっつかなくて、揚げるときにはがれちゃうことがあります。
衣をつけてから5分くらい待つと、衣が食材になじんで、きれいに揚がるんです。
カリカリの唐揚げにするコツとしては、片栗粉を直接つけるのではなく、片栗粉と水を2:1で混ぜて、2、3mmくらいのダマあるくらいにして使う方法がおすすめ。そうすると、衣がサクッと揚がるんですよ。
対処法④ 油に入れたら触らず1分!
最後に、唐揚げを揚げる時は、油に入れた後、すぐには触らないこと。
衣が崩れやすくなるので、最初の1分くらいはそのままにしておいて、衣が固まるのを待ちましょう。
これで衣が薄くても、しっかりとついた状態で揚げることができて、カリッとした美味しい唐揚げができますよ。
これらのコツで、おうちで美味しい唐揚げを作ってみてくださいね!
唐揚げがべちゃべちゃになった時の対処法
ここからは、唐揚げがべちゃべちゃになっちゃったとき、どうすればいいのか対処法をお伝えします。
大丈夫、カリッと復活させる方法があるんです!
もしも、唐揚げがべちゃべちゃになっちゃったら、フライパンや魚焼きグリル、トースターが役立ちますよ。詳しく説明しますね。
フライパンで復活
フライパンを使うときは、追加の油は不要です。もともと油を含んでるから、そのまま焼いちゃいましょう。
でも、焦がさないように注意して、時々裏返して、余分な油や水分はキッチンペーパーでオフ!
魚焼きグリルで復活
魚焼きグリルを使う場合は、唐揚げをグリルにのせて焼くだけ。
フライパンと違って、余分な油は自動的に落ちていきます。
ただ、焦がしやすいので、片面グリルの場合は、均等に焼けるように気をつけてね。
トースターで復活
トースターを使うなら、唐揚げの下にアルミホイルを敷いてください。
アルミホイルをちょっと丸めてから広げると、油が落ちる溝ができて便利です。
トースターは他の方法よりも焦げにくいから、安心して使えますよ。
これで、べちゃべちゃの唐揚げもサクサクに復活!美味しく食べられるので、ぜひ試してみてくださいね。
揚焼がベタベタになる時は
最近は、健康や環境への意識が高まって、揚げ焼き唐揚げを作る人が増えていますよね。
この方法は、昔ながらの揚げ方よりも油を少なく使うから、エコで体にも優しいんです。
でも、揚げ焼き唐揚げは、普通の唐揚げよりもベタベタになっちゃう可能性があります。
その原因の一つは油の温度。揚げ焼きでは油を少なく使うから、温度が下がりやすいんです。
だから、一気にたくさんの食材を揚げるんじゃなくて、ちょっとずつ揚げ焼きするのがコツなんです。
加熱するときは火加減に注意が必要で、適切な温度を保つことが大事。
- 肉をフライパンに入れる前に強火にする
- 肉を入れて油がジュワジュワ音を立てたら中火にする
- 最後にもう一度強火にして水分を飛ばす
これで、唐揚げの表面の水分がしっかり飛んで、カリッと美味しく仕上がります。
揚げ焼きの時、食材がフライパンに直接触れるので、衣がフライパンにくっつきやすいんです。
だから、衣が固まるまで触らないようにして、形が崩れそうな時はフライ返しを使うといいですよ。
そうすると、衣がよれたり剥がれたりするのを防いで、カリッとした食感をキープできます。
ぜひ試してみてくださいね!
まとめ
今回は、唐揚げの衣がドロドロになっちゃう原因と、それを防ぐコツについてお話ししました。
唐揚げの衣がドロドロになる主な理由って、こんな感じですよね。
- 揚げ油の温度が低い
- 肉の調味液が多すぎる
- 衣をつけて待たずにすぐに揚げる
- 揚げてるときに食材を触りすぎる
- これらの原因は、揚げ焼きをするときにも共通!
唐揚げを作るときは、温度を180度~190度にして、調味液の余分な水分をしっかり取り除いて、衣をつけたらちょっと時間を置いてから揚げ始めるのが大事です。
さらに、揚げている間は油の温度をしっかりチェックして、肉をフライパンに入れたらすぐには触らないようにしましょう。衣がしっかり固まるまで待つことが大切です。
これらのポイントを守ると、唐揚げがベタベタになるのを防げて、サクサクの美味しい唐揚げができますよ。
美味しい唐揚げ作りの参考にしていただけたら嬉しいです!