もうすぐ初夏ですね!この時期がくると、日本の川辺では鮎の美味しい季節が始まります。
鮎って、日本の川魚の中でも特に人気があって、内臓まで食べられちゃいます。
川辺でバーベキューをするとき、釣りたての鮎をその場で焼いて食べる人もたくさんいます。
確かに、鮎をキレイにする作業にはちょっと手間がかかりますけど、その努力の甲斐あって、外で食べる鮎は本当に美味しいんですよ。
内臓がちょっと苦手、とか寄生虫が心配、という人もいるかもしれませんね。
でも大丈夫!今回は、鮎の上手な下処理の方法や、よりおいしく食べるコツをみんなに教えちゃいます。
この素敵な季節の味を、一緒に楽しんでみませんか?
内臓は食べていい?寄生虫は?
鮎の塩焼きって、内臓をそのままにしても大丈夫かな、と思ったことありませんか?
実は、これらの魚の内臓は、ちゃんと火を通せば安全に食べられるんですよ。
でも、中にはちゃんと内臓を取り除いてから調理する魚もいるんです。
さて、内臓をそのまま食べられる魚のポイントと、寄生虫への対策について、楽しくお話ししましょう。
まず鮎から。鮎の内臓が食べられるのは、その食性が関係してるんです。
鮎は藻類を主食としています。だから消化されたものが体に悪い影響を与えることはないんですね。
おまけに、鮎の味は住んでる環境によって変わって、いい環境ではスイカみたいな甘い香りがするという話もあります!
内臓を食べても健康に問題ないとされているんです。魚が食べているものによるなんて、面白いですよね!
寄生虫対策しっかり火を通すこと!
ただ、鮎には寄生虫がいることがあります。
特に鮎には横川吸虫というちっちゃな寄生虫がいることがあるそうです。
これらはとっても小さくて、成虫でも1~2mmぐらいの大きさなんです。
もし人間に寄生しちゃった場合、たくさんいるとお腹が痛くなったり下痢になったりすることもあるんですが、少しの量だと自覚症状が出ないことも多いそう。
だから、寄生虫を気にしないためにも、魚をきれいな水でしっかり洗って、しっかり火を通すことが大切です。
調理器具の清潔も忘れずにね。
あなたは内臓を取りたい人?or 残したい人? 下ごしらえのコツ
さて、鮎の塩焼きを作る時の下ごしらえのコツです。
★内臓を取りたいなら、こんな感じでやってみてくださいね。
1.尾から頭に向かって包丁でサッとウロコを取る。
2.ヌメリがあるから、こすり洗いでキレイにしましょう。ヌメリが強いときは、粗塩でこするといいですよ。
3.お尻から軽く包丁を入れて、アゴの先まで切り込んで。
4.お腹に指を入れて、内臓を優しく引き抜くんです。血合いが苦手なら、これも一緒に取っちゃいましょう。
5.最後に塩水でさっぱり洗います。
★もし内臓を残して調理するなら、まず頭から尾に向かってお腹を優しくマッサージしてね。
そうすると残ったフンが出てきます。
それから、先ほどの1.と2.の手順をやれば、準備OKです。
こんな風にすると、美味しい鮎の塩焼きができ上がりますよ!
鮎の塩焼きを上品に食べるには?
鮎の塩焼き、美味しいですよね!でも、上品に食べるコツ、知ってますか?
バーベキューでワイワイ食べるのもいいけど、旅館やお友達のお家で食べるときは、ちょっと上品に食べたいですよね。
では、鮎を上品に食べる方法をお教えします。
1. 最初に、鮎に串が刺さっていたら、そっと抜いてください。
2. 次に、お箸で鮎の身を上からも左右からも、均等に優しく押し出してみてください。これで骨から身がスルッと取れるんです。(箸の側面を使うと上手くいきますよ)
3. 尾やヒレはお箸でササッと取り除きましょう。
4. 最後に、頭を持ってゆっくりとねじりながら引き抜くんです。ここは急がずに、ゆっくりやるのがポイントです。
まとめ
旬の鮎を塩焼きで食べるのは、やっぱり最高ですよね。
今日ご紹介した方法なら、案外カンタンにできちゃうので、この夏はぜひ試してみてくださいね。
でも、忘れちゃいけないのは、内臓を残しても取り除いても、しっかり火を通すこと。
新鮮な鮎でも、これだけは守ってくださいね。
自然の恵み、鮎の塩焼きを美味しく楽しんでくださいね!