アサリの水管(ベロ・舌)伸びているのは大丈夫?食べられるのかの判断基準は?

アサリを砂抜きする時、たまに水管(ベロ・舌)が伸びっぱなしで動かなくなること、ありますよね。

そんな時、アサリが弱っているのか、もしかしたら死んでしまったのかと心配になることも。

実際、そんなアサリは、念のため捨てた方が無難です。

この記事では本当に死んでいるのかチェックのポイント、アサリが水管を出す原因や上手に砂抜きする方法をお伝えします。

目次

水管(ベロ・舌)はなぜ出るの? ベストな砂抜きの方法

砂抜きの時、アサリは塩水に漬けるのが普通ですよね。

この時の塩分濃度が低すぎると、アサリは水管を出しちゃうんです。

逆に塩分が強すぎると、アサリは死んでしまいます。

ちょうどいい濃度は、1リットルの水に対し30グラム、3%程度が目安です。

水温も大切で、高すぎるとアサリが死んでしまい、低すぎると砂を吐く活動が少なくなるんです。

だから、砂抜きは常温でやるのがベストです。

水管が出たままのアサリ、死んでいるか? 判断基準


重要なポイントがいくつかあります。

  1. 水が濁ってないか?
  2. 動かしたら水管(ベロ・舌)が引っ込むか?
  3. 洗った後に口が閉じるか?
  4. 嫌な臭いがしていないか?
  5. 加熱して口が開くか?

をチェックします。

死んでいると、独特の臭いがして水が白く濁ります。

水管が動かないアサリは、死んでいる可能性が高いです。

でも、砂抜き時に水温が低くて活動が鈍くなっているだけのこともあります。

そして、砂抜き後も水管が出たままなら、残念ながら死んでいる可能性が高いです。

死んでしまったアサリを料理して食べても大丈夫?


残念ですが、死んだアサリは加熱しても食中毒のリスクがあるので、処分するのが安全です。

1~4では判断できない場合、加熱して口が開けば、生きてる証拠です。

水管が伸びて動かないアサリでも実は生きていることもあります。

砂抜きの低水温で活動が鈍ったり、弱っているだけの可能性もあります。

水が濁っていなくて、臭いもないけど、動かない・・・

そんな時は長目に加熱して口が開くかチェックしてみてくださいね。

実際、死んだばかりのアサリなら、料理に使っても大丈夫なのですが、、、時間が経っていたり、臭いがあるアサリは決して食べてはいけません!

まとめ

腐ったアサリは、加熱しても食中毒のリスクがあります。

そして、死んだアサリが混じると、他のアサリにも悪影響が出ることがあるので気を付けてください。

スーパーで買ったアサリは高いから、捨てるのはもったいないと思うかもしれませんが、怪しいと思ったら思い切って捨てましょう。

食中毒になったら、病院代もかかるし、家族全員が影響を受ける可能性もありますから!

正しい知識を持って、安全で楽しい食卓を作りましょうね!

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