健康を意識して豆乳を取り入れようと考えている方へ。
スーパーマーケットで豆乳を選ぶ時、無調整豆乳と調製豆乳、どちらを選べばいいか迷ったことはありませんか?
私自身もそのような経験があり、結局、両方を買ってみて比較してみました。
この記事では、加工された豆乳と自然な豆乳の栄養や味の違いを探り、どちらがより良い選択肢なのかをご紹介します。
無調整豆乳と調製豆乳との違いは何?
スーパーマーケットでの豆乳選びでは、「調製豆乳」「無調整豆乳」のほかにも「豆乳飲料」があることに気が付きます。
ここでは、これらの豆乳の種類ごとの特徴を簡単にご説明します。
豆乳の種類について
- 有機豆乳無調整…大豆本来の風味が強い(大豆固形分は8%以上)。
- 調製豆乳…甘みや塩味が加えられており、飲みやすい(大豆固形分は6%以上)。
- 豆乳飲料…イチゴやコーヒーなど様々な味が楽しめる加工豆乳(大豆固形分は2%以上)。
今回試飲したのは、地元スーパーマーケットで見つけたマルサンアイ株式会社の豆乳です。
以下の製品を選びました。
- marusan 有機豆乳無調整 1000ml
- marusan 調製豆乳 1000ml
- marusan 豆乳飲料 麦芽 1000ml
これらの製品を基に、今後比較検討していきます。
成分詳細
それぞれの豆乳製品に含まれる主な成分を、含有量が多い順にご紹介します。
- 無調整豆乳・・・有機大豆
- 調製豆乳・・・大豆、水飴、塩、乳酸カルシウム(カルシウムの補給源)、トレハロース(甘味料)、カラギナン(安定剤)
- 豆乳飲料・・・糖類(ぶどう糖果糖液糖、水飴)、遺伝子組み換えでない大豆、植物油脂、麦芽エキス、コーヒーエキスパウダー、乳酸カルシウム/カルシウム
このように、無調整豆乳はシンプルな大豆の風味を、調製豆乳は飲みやすさを、豆乳飲料はさまざまなフレーバーをそれぞれの特徴としています。
栄養成分について
ここでは、100mlあたりに含まれる主な栄養成分をご紹介します。
・無調整豆乳には、大豆の固形分が多く含まれているため、大豆本来の栄養が凝縮されています。
カロリーが低く、タンパク質が豊富であることから、カロリー摂取を控えたい方やタンパク質の摂取を重視する方に最適です。
また、糖質量が最も少ないため、糖質制限をしている方にも適しています。
・調製豆乳や豆乳飲料は、足りない栄養素を補足するように調整されており、無調整豆乳と比較しても栄養面で劣っていないことが魅力です。
ただし、甘味料が加えられた製品は糖質量が高いため、糖質を制限している方は選択に注意が必要です。
カロリーや糖質を抑えたい場合は、低カロリータイプを選ぶことをお勧めします。
味について
ここでは、実際に私が試飲した際の個人的な感想を紹介します。
●無調整豆乳
最初に飲んだ時は少し驚きました。
まるで豆腐がそのまま液体になったような味わいです。
でも、何度か飲むうちにその独特の味にも慣れてきました。
完全に「豆腐」の味がするので、健康に良いものを飲んでいるという実感があります。
しかし、特に健康や糖質制限の目的がない場合、毎日飲むのは少し難しいかもしれません。
いくつかの友人は直接飲むのが苦手なので、コーヒーで割ってカフェオレ風にして楽しんでいます。
●調製豆乳
甘味や塩分が加わっているため、一気に飲みやすくなります。
大豆の味は残るものの、慣れれば牛乳の代わりにもなり得ます。
一般的にこの調製豆乳が推奨されており、カロリーを抑えたものもあり、ダイエットをしている人にもぴったりです。
ただ、無調整豆乳を飲んだ後に調製豆乳を試すと、味が人工的に加工されていることを少し感じるかもしれませんが、単独で飲めばそんな違和感は感じないでしょう。
●豆乳飲料について
今回、私が試したのは麦芽風味の豆乳飲料で、甘さが一般的なコーヒー牛乳と同程度であり、大豆特有の風味はほとんど感じられないため、多くの人が気軽に飲むことができるでしょう。
様々なフレーバーがあり、選ぶ楽しみも一つの魅力です。変わり種としては、みたらし団子や焼き芋風味もあります。
ただ、カロリーや糖質が高めなので、その点を気にする方は低カロリー版を選ぶと良いでしょう。
おすすめの豆乳は?
私の個人的なおすすめは以下のようになります。
- 健康を最優先に考える場合は、1. 無調整豆乳 → 2. 調製豆乳 → 3. 豆乳飲料 の順です。
- 味を重視するなら、1. 豆乳飲料 → 2. 調製豆乳 → 3. 無調整豆乳 の順になります。
- カロリーや糖質に注意したい場合は、1. 無調整豆乳 → 2. 調製豆乳 → 3. 豆乳飲料 をお勧めします。
私自身は最初は無調整豆乳に少し戸惑いましたが、慣れると大豆本来の味わいが魅力的に感じられるようになりました。
まとめ
今回の比較を通じて、無調整豆乳、調製豆乳、そして豆乳飲料の違いを明らかにすることができました。
ここで紹介した内容は私の個人的な見解を含んでいるため、最終的には自分で試してみることをお勧めします。
200mlの小パックが手軽に試せるサイズで販売されているので、自分に合った豆乳を見つけてみてください。