日本では生春巻きの材料としてお馴染みの「ライスペーパー」。
韓国で炒め麺をライスペーパーで包む「プリダックサム」が流行し、この新しい食感を持つ食材が日本でも注目されています。
この記事でライスペーパーの特徴と簡単なレシピをご紹介しますので、是非試してみてください。
注目の的、「ライスペーパー」とは
主に米粉を使ったライスペーパーは、塩と水を混ぜて薄く作られています。
乾燥状態で売られることが多く、水に浸すと柔らかくてモチモチの食感に変わります。
特にベトナムの生春巻きには欠かせない、魅力的な食材です。
ライスペーパーの特徴
ライスペーパーは見た目の透明感と異なり、食べるとモチモチとした食感が特徴です。
半透明のこのシートは中の具材が見えるので、外側から中身を確認できます。
さらに、あまり味がないため、多様な料理に合わせやすく、様々な用途で使用できる便利な食材です。
ライスペーパーの購入先
ライスペーパーを購入する機会はそう多くないかもしれません。
どこで売っているのか、迷うこともあるでしょう。
ライスペーパーは中華食材コーナーで見つかります。
春巻きの皮や餃子の皮と一緒に置いてあると思いがちですが、実際には乾物コーナーにあります。
麻婆豆腐の素や豆板醤なども一緒に陳列されているコーナーです。
簡単&時短!ライスペーパーを使ったレシピ4選
これらのレシピは手軽でおいしく、ぜひ試してみてください。
豚肉とシソのチーズを使ったライスペーパーロール
外はカリッとして中はとろりとした食感が楽しめます。
豊かな香りのごま油を加え、さっぱりとしたポン酢で味わうと何個でも食べられます。
【 材料 】
- ライスペーパー:8枚
- 大葉:8枚
- 薄切り豚肉:8枚
- スライスチーズ:8枚
- ごま油:適量
- ポン酢:お好みで
【 作り方 】
- ライスペーパーを水で柔らかくします。
- 柔らかくなったライスペーパーに大葉、豚肉、チーズをこの順で乗せます(見た目もきれいです)。
- フライパンにごま油をしっかり敷きます。
- 表面がきれいなきつね色になるまで焼き、蓋をして中まで火を通します。
- 完成です。お好みでポン酢をかけてお召し上がりください。
簡単ライスペーパーガレットの作り方
ライスペーパーを早く整えることがポイントです。
均等にチーズを散らし、卵を中心に置くことで見た目も素敵に。
忙しい朝でもすぐに作れるお手軽レシピです。
【 材料 】
- ライスペーパー:1枚
- 水:小さじ1
- オリーブオイル:小さじ1
- 好みのチーズ
- 卵:1個
- ブラックペッパー:適量
【 作り方 】
- ライスペーパーを水で柔らかくします。
- フライパンに柔らかくなったライスペーパーを広げます。
- チーズを中央を避けて散らします。
- 卵を中央に落とします。
- ライスペーパーを素早く四角形に折ります。
- 少し水を足し、蓋をして約1分半焼きます。
- 最後にブラックペッパーをかけて完成。
ライスペーパーで作るユニークなラザニア
全ての材料が生で食べられるため、急いでいる時でも簡単に作れます。
ライスペーパーを使うことで、ボリュームがあるのにヘルシーな料理に。
【 材料 】
- ライスペーパー:1枚
- パスタソース:適量
- ホワイトソース:適量
- 油:適量
【 作り方 】
- ライスペーパーを適当な大きさにカットします。
- 容器に油を塗り、パスタソース、ホワイトソース、水で戻したライスペーパーを順に重ねます。
- チーズをのせて、200℃に予熱したオーブンで15〜20分焼きます。
- 完成です。
ライスペーパーを使用したもちもちクリームデザート
ライスペーパーで作ると、特有のもちもちとした食感が楽しめます。
お好みのフルーツを加えて味わいを楽しみ、
中にあんこを入れることで大福風のアレンジも可能です。
【 材料 】
- ライスペーパー:1枚
- 好きなフルーツ:お好みで
- 好きなクリーム:適量
【 作り方 】
- ライスペーパーを水に浸して柔らかくします。
- 柔らかくなったライスペーパーの上に、フルーツとクリームをのせます。
- オーブンやフライパンで軽く焼き色をつけます。
- 完成です。お好みでトッピングを加えてどうぞ。
まとめ
この記事で、ライスペーパーの多用途な使用方法を紹介しました。
生春巻きの材料としてのみ知られている方が多いかもしれませんが、韓国のプルダックサムが流行したことで、ピザやデザートなど様々な料理に応用できることが分かりました。
今回紹介したライスペーパーを使ったレシピはほんの一例です。
他にも多くのアイデアがありますので、是非様々なレシピを試してみてください。